日本がデフレを脱却しようとしているかどうかを判断する指標としては4つの指標が有ります。
1つ目は消費者物価指数でCPI(Consumer Price Index)とも略されます。
これは全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するものと総務省統計局に記載が有ります。https://www.stat.go.jp/data/cpi/
これが実際の月次の3月のデータです。https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003427113
2020年度を基準としており、前年同月日ですとスパゲティやシリアル、マグロ、アジは下がっていますが全体的に上がっていることがうかがえます。
次にGDPデフレーターという指標が有り、これは全ての財、サービスを含んでいて国内生産品だけを対象にしている指標です。ようは実質GDP=名目GDP/GDPデフレータという式で表せます。
GDPデフレーターは調べると前年同月日3.8%上昇しています。https://www.dir.co.jp/report/research/economics/japan/20240215_024249.html
3番目に需給ギャップという指標が有りこれは経済の活動水準を表し物価変動圧力の目安となる指標です。https://www.boj.or.jp/research/research_data/gap/index.htm
これhttps://www.boj.or.jp/research/research_data/gap/gap.pdfを見ると、需給ギャップは0にちかく、労働ギャップが大きい。これは労働者が少なく機会損失している事を表している。設備がフル稼働し、企業の人手不足感も強くなる事を表している。この指標からはデフレ気味かインフレ気味なのか著者には判断できなかった。
4番目の指標は単位労働費用。これは雇用者報酬を調査時の時価で示した名目雇用者報酬を実質国内総生産(GDP)で割って算出するもの。https://www.nomura.co.jp/terms/japan/ta/A02690.html
ちょっと古い記事ですが、https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB139SZ0T11C23A1000000/
単位労働コストが前年同期比0.4%の上昇とある。
これら4つの指標を雑に見る限り、緩やかなインフレ基調ではないかと思う。まだ著者の勉強不足の点も有るので、もし間違い等有りましたら指摘頂けますと助かります。
以上
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